法人化したアフィリエイターの日記

法人運営やサイトアフィリについて。ツイッターもやっています。

アフィリサイトの作り方2017

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WEB制作屋、プログラマーさんなど、どう考えても自分よりスキルや経験がある人がアフィリサイトになると苦戦を強いられるという話を時々聞くことがあります。

 

これは、一言で言えば、WEB制作もプログラマーも会社や組織をお客さんとしてサイトやシステムを開発しているからだと思います。

 

一方でアフィリサイトのお客さんは、一般人です。

 

いわゆる普通の人です。

 

これを一緒にして、うまく行くはずがありません。

 

 

アフィリでは大規模サイトやメディアを作らない理由

大規模サイトであったり、メディア化をすすめるような動きがある中、相変わらずうちの会社では従来のいわゆるアフィリサイトというものをとても大事にしています。

 

リンク獲得目的で、ドメインの力をあげて、何らかのキーワードで上位表示を狙うという戦略自体を否定するものではありません。

 

しかし、やはりアフィリサイトは、ユーザーの悩みを解決することがメインです。

リンク獲得は2の次の話だと思います。

 

ユーザーの悩みは大きなものから小さなものまで及びます。

 

・2つの商品のどちらを買おうか迷っている(誰かに調べてほしい)

・同じジャンルの商品で一番良いものを知りたい(失敗したくない)

・自分が抱えている悩みを解決することはできるのか?(お金を払ってでもなんとかしたい)

・ある商品のついての評判を知りたい(評判がよければ買いたい)

 

それら1つ1つに解決方法を提示できるのがアフィリサイト作りの楽しさだと思います。

 

 

また、ジャンルのキーワードを端から端まで網羅するつまらないサイトは作りたくありません。

 

誰でも時間さえあれば、作れる辞書のようなサイトに興味ありません。

 

 

キーワード選定について

例えば、「ダイエット 無料」というキーワードで上位表示ができれば、たくさんのアクセスを集めることはできると思います。

 

しかし、アフィリサイトなら自分は、こんなキーワードはまず選びません。

 

なぜなら、売る商品がないからです。

 

そもそも「無料+〇〇」というキーワードで検索してくるユーザーは、基本的にはお金を使う気がありません。

 

悩みを解決したいけど、お金は使いたくないという人は、アフィリエイターにとってお客さんではないのです。

 

また、同じキーワードを検索するユーザーであっても、悩みの深さや状況が違います。

 

これをある程度分類してそれぞれアプローチを変えていく必要もあります。

 

サイトをとがらせるためには、一部のユーザーに特化したコンテンツ作りというのも大事になってくると思います。

 

 

検索ワードが見えなくなってしまった

正直、アフィリエイトの新規参入は厳しくなったと言わざるを得ません。

 

キーワードとコンテンツのズレは、アクセスが来始めれば、アクセス解析を見て検索キーワードに応じてコンテンツを修正していくことができました。

 

これが、最も確実ですし、初心者であってもある程度の知識があればできたことでした。

 

 

実際、自分と茂野さんが行ったサイト修正のワークショップでも、実際にサイトに来ている検索ワードを聞いて、修正案を提案をしたことがありました。

 

しかし、今では、ほぼ検索ワードを見ることができなくなりました。

 

そこで、自分はリサーチにこれまで以上に時間をかけることにしました。

 

他のアフィリエイターは、これまで以上にサジェストワードなどのキーワードツールに特化したサイト作りが増えると思うので、今まで以上に特定のワードの競争率が高まると思います。

 

SEOが得意な人は別でしょうけど、キーワードを決めなくても成約するようなサイト作りを意識して作っていく必要に迫られると思います。

 

 

記事の書き方について

アフィリサイトの記事での問題点は、集客キーワードがわかってもそれに対してのコンテンツがズレているという事があげられると思います。

 

アフィリサイトに強い主張は不要です。

 

必要なのはもユーザーの悩みの解決です。

 

もちろん、無料で解決してあげたらいいのですが、それではビジネスになりません。

 

そこで、広告を使って解決方法を教えてあげるというのが記事の役割になってきます。

 

あくまで広告ありきで考える癖をつけなければなりません。

 

ユーザーの気持ちを考えよう

いくら悩みを解決できたとしても、道で歩いていた時に突然、商品を売りつけられたらどう思いますか?

 

たぶん、ほとんどの人が逃げるか、警戒心を持つと思います。

 

ネットも同じです。

 

 

また、対面だったら、その人の人柄や表情、声、身振りなどで信頼感を強めていけます。

 

人情に訴えることもできるかもしれません。

 

しかし、ネットでは、そのどれもがありません。

 

 

・ユーザーは自分のことをわかってくれる人から買いたいと思います。

・もしくは、自分と同じような経験をした人から買いたいと思います。

 

上から目線で業界の常識を語るのはやめましょう。

 

リサーチした人だから当たり前になっているだけではありませんか?

 

 

サイトの信頼感はこういうところから生まれるのだと思います。

 

これがしっかりできれば、サイト主が誰であろうと成約します。

 

何を言ったか?より誰が言ったのか?が重要という人もいますが、まだまだアフィリサイトに関しては違いますね。

 

誰より何が大事です。

 

 

ユーザーに何をしてほしいか伝えよう

確かにやたらと「安い」ということや「効果がある」という事を連呼するサイトはすぐに離脱されます。

 

しかし、全くセールスしないのは、アフィリエイターとして失格です。

 

先ほど紹介したような、どう考えても成約に結び付かないキーワード以外は、成約するチャンスがそこらじゅうにあります。

 

多くの稼げないアフィリサイトは、用語の説明だけに終始しており、ユーザーが何をしたらいいかが書かれていません。

 

結論もありません。

 

これでは、本当の意味でユーザーを満足させることができません。

 

 

リサーチとは?

LPを見たり、Y知恵袋を見て情報を整理し、ユーザー像(ペルソナ)をつかむことをリサーチと呼んでいます。

 

この方法なら誰でも同じようなサイト設計が描けるからです。

 

リサーチを通して、必要なコンテンツというものが決まります。

 

書く内容が決まったら、どのページに何を書くか?ということを最初にすべて決めて書きます。

 

これが記事設計です。

 

ここで注意したいことが重複コンテンツです。

他のページに書いたことは基本、一切書かないという事です。

 

こうすることで、検索エンジンに手動ペナルティを受けないようになります。(気がしています。)

 

逆を言えば、重複コンテンツを生み出してしまうようなサイト設計がそもそも間違っていると考えています。

 

うちが地域名をあまり取り扱わないのはこのためです。

車系のジャンルでも車種名も基本、取り扱わないです。

 

 

ユーザーの知りたいことを書こう

リサーチをがんばることはとても良い事なのですが、弊害もあります。

 

それはユーザーの気持ちを忘れてしまう事です。

 

「ワキ脱毛 痛み」というキーワードで検索してきたユーザーは、

 

・ワキ脱毛って痛い?

・ワキ脱毛ってどれくらい痛い?

・ワキ脱毛痛いのは我慢するけど、ちょっとでも痛くない方法を知りたい!

 

というユーザーだと想定されます。

 

リサーチによって、ジャンルの知識がついたので、ついつい余計なことを書いてしまいがちです。

 

たとえば、ワキ脱毛の安さだとか、ワキ脱毛がどれぐらい早く終わるとか(期間や時間)の話をするとどんどん記事がぶれていきます。

 

一見、親切のように見えて実は、ユーザーを混乱させています。

 

ほとんどの稼げないアフィリエイターがやっていることです。

 

自分が書きたいことよりユーザーが知りたい事を書くという事が重要です。

 

 

SEOと成約率の話

グーグルにとって良いコンテンツというのは実は誰もわかりません。

 

多くの人が語っているコンテンツSEOは推測にすぎません。

 

たとえ、当たっていたとしても明日はどうなっているかわかりません。

 

 

しかし、アフィリサイトにおける良いコンテンツというのは明確にあります。

 

それが成約率が高いサイトです。

 

これは、数字で表すことができますので、ABテストを繰り返して自分の経験値としてためておけば財産になります。

 

 

自分はグーグルにとって良いコンテンツの追及をやめることにしました。

 

そうなってくるとやはりリンクが不可欠です。

 

自分にとっては、ナチュラルリンクを獲得できるようなコンテンツ作りも自演リンクもどうでもいい話です。

 

リンクはリンクです。

 

ただし、リンク獲得のためのコンテンツと成約率が高いコンテンツというのは基本的に全く別物です。

 

これを一緒に考えてしまうといつまで経っても答えがでません。

 

 

まとめ

・成約率の高いサイト作り

・リサーチに時間をかける

・メディアや大規模サイトは作らない

・キーワードに頼らないサイト作り

・結論を書く

・ユーザー目線

・広告ありきで考える

・リンクは必要

 

 

 

追伸

本日、このブログに登場してきた主婦外注ライターさんが辞めてしまいました。

多くのアフィリエイターさんと交流させていただいたのに・・・。

 

三島作業会で無料のセミナーをやることにしました。

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こんにちは、アクセルです。

 

1月28日の三島作業会の朝10時からセミナーをやることにしました。

参加料無料です。

 

セミナー講師は引退したつもりだったのですが、作業会のためにどうしてもやりたくなってしまって・・・w

 

axcel.hatenadiary.jp

 

内容は、プロジェクターでアフィリエイト広告のLPを見ながら自分が思ったことをいろいろ語っていきます。

その場にいる方に、見てほしいLPを提示してもらいますので、特に自分は何の準備もしません。

自分がアフィリ広告の何を見ているのか?という視点を教えることができると思います。

 

・集客できそうなキーワード

・商品の訴求ポイント

・ユーザーのペルソナ

 

この辺りの情報を短い時間でつかんでいきます。

自分がどういう視点でLPを見ているかわかると思います。

 

これを突き詰めていけば、商標ページを作ることもできますし、サイト設計もできます。

サジェストなんて見なくても集客ワードはわかります。

検索エンジンがアクセスがあったキーワードがわからなくなっても実は全くこまらないんですよね。

 

あんまり核心部分を言うとYに怒られそうなので、この辺にしておきますw

資料の配布は一切ありません。

初めての試みなので、何LPできるかは全くわかりません。

 

 

自分は元々、資料を作るのが好きではなく、ライブ感があるセミナーが好きです。

過去のセミナー経験で資料を作りこんでも、その場でもっと良いことを思いついてしまうことがわかっているので、そうしています。

天から何かが下りてくるんですよね。不思議と。

 

それに万一、資料が流出してもたぶんセミナーに来ないと意味の10分の1も理解できないと思います。

実は、そういう理由もあります。

 

自分からしたら、ただ資料を読むだけのセミナーならやる価値ないと思います。情報商材として売ったらいいと思います。

 

終了時間は特に決めていません。

ゲリラ的にやるので、気分次第で早期終了もあります。

 

ゆるーくやります。

ランチ会に出席する予定なので、長くてもそれまでには終わります。

 

午後もセミナーあります

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午後からはレントラさんが案件セミナーをやってくれます。

ジャンルは「外壁塗装」と「不動産査定」だそうです。

 

内容については、完全にお任せなので、問い合わせないでください。

 

開始時間が決まりましたら、追記します。

 

 

1月28日の三島作業会でお会いしましょう。

ランチ会の申し込みはこちら→ https://ws.formzu.net/fgen/S73497299/

 

 

1月7日11時53分 追記

 

・10:00~LPの見方セミナー、講師:アクセル

・14:00~案件セミナー(外壁塗装、不動産査定)、講師:レントラさん

【無料】1月28日に三島作業会の開催が決定しました。

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アクセルです。

 

イケハヤさんの参加もありうる三島作業会を1月28日にも開催することにしました。

 

 

 

日時と場所について

日時:1月28日(土)9:00~17:00

開場:8:30

参加費用:無料 ※申し込みは不要です。

場所:三島商工会議所4階・会議室A、メンバー交流サロン

定員:会議室A(もくもく作業部屋)・・・20名

メンバー交流サロン(談話室)・・・20名

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目的について

もくもく作業部屋・・・4階・会議室A

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ひらすらパソコンに向かって、作業したい人向けの部屋。

私語は禁止。

他の人の作業状況を見て、頑張っているのは自分だけじゃないって思う機会になるかも。

談話室・・・メンバー交流サロン

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他のアフィリエイターとの交流の場。

談話してOKです。

もちろん、こちらで作業するのもOKです。

運営メンバーについて

今回は自分のほかに5名の運営メンバーを予定しています。5名集まったので、締め切らせていただきました。

今回限りで、1月の作業会が終わったら解散します。

 

多くの方に経験したいただきたいので、原則過去に運営メンバーをした人にはご遠慮していただいております。

運営メンバーとの交流はもちろん、何か困ったことがあったら遠慮なくご相談ください。

当日は、運営メンバーとわかるような目印を用意しておきます。

 

お願い

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不特定多数の人が集まる場なので、運営メンバーと相談して、いくつかルールを設けさせていただきました。

これらのルールに賛同できない方は、参加をお断りさせていだきます。

写メの禁止

許可なく撮影したり、SNSにアップすることを禁止ます。

塾の勧誘や商材販売などの禁止

こちらが発覚した時点で退室していただきます。

 トイレ以外の席の確保の禁止

10分以上席に戻らない場合は、お手数ですが、荷物をもって移動してください。

※貴重品以外の荷物を自己責任で部屋の中においておくのはOK。

前回の作業会で昼食や三島観光で数時間、部屋に戻らないにもかかわらず、後から来た人が作業をできない状況がありました。

一人でも多くの方が作業会に参加していただくためのルールなのでご協力お願いします。

 

ランチ会や懇親会について

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作業会については、特に参加申し込みをする必要はありませんが、ランチ会や懇親会については人数の予約が必要なので下記のフォームから申し込んでいただきます。

ランチ会の定員は最大40名、懇親会の定員は最大40名とさせていただきます。

 

費用や申し込みについて

参加の申し込みが必要です。

ランチ会(午前の部のみ参加可能):実費(2000円~3000円ぐらいのソフトドリンク飲み放題コースを予定しています。)

懇親会(午後の部のみ参加可能):実費(3500円~4500円ぐらいの飲み放題コースを予定しています。)

 

ランチ会と懇親会の両方の参加はできません。

 

キャンセル時やその他のお願い

あくまで作業会がメインで、ランチ会や懇親会はおまけという位置づけなので、現時点ではランチ会や懇親会のみの参加をお断りしています。

作業会の終了間際に参加して、ランチ会や懇親会に参加するような行為もおやめください。

 

ランチ会や懇親会の料金については、現地で清算させていだきます。

参加者には料金が確定次第、一斉メールでお知らせいたします。

その際には、なるべくお釣りがないようにお願いします。

 

3日前以降のキャンセルはキャンセル料が発生します。どんな理由であっても、料理や飲み物などの準備がありますので、後日キャンセル料を請求します。

 

ランチ会の申し込み

0128作業会ランチ会申し込みフォーム

 

懇親会の申し込み

0128作業会懇親会申し込みフォーム

 

締め切りは1月20日(金)です。

 

その他

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・作業会の途中退室、途中入室自由です。
・定員がいっぱいの時は、近くのカフェやファミレスを運営メンバーが案内します。
・運営メンバーは腕章をしています。困ったことがありましたら、遠慮なくご相談ください。
・会場にWIFI環境(利用無料)あり。ただし、あまり電波が強くないので、ご自身でネット環境を整えることを推奨します。
・会場内の飲食は可能です。ただし、ゴミはご自分でお持ち帰りください。

 

ランチ会or懇親会の申し込みはこちら

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ランチ会の申し込み → 0128作業会ランチ会申し込みフォーム

 

懇親会の申し込み → 0128作業会懇親会申し込みフォーム

 

締め切りは1月20日(金)です。

 

 

twitter.com

作業会に関する質問は、ツイッターやコメント欄で受け付けております。

 

 

12月14日11時31分 追記

当日午前10時からセミナーをすることにしました。

内容は商品ありきでコンテンツを作るってどういうこと?ですので、初心者向けになるかと思います。

 

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専業主婦歴10年でブラインドタッチができない外注さんが商標ページを作ることができるようになるまで

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法人6期目をスタートさせたアクセルです。

 

節税のために勢いで法人化したのに、会社の存続が危ぶまれるほどの減収はなく、周りの人に恵まれてなんとか5期を終えることができました。

 

周りの人への感謝を常に忘れず、自分が力を発揮できることを磨きながら、楽しく仕事ができています。

 

前回の続きです。

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なぜ商標ページを作るのか?

1つの商品をレビューするだけのサイト以外は、基本は、商標ページを作ります。

 

しかし、多くのサイトが商標ページをおろそかにしているので、見ていてとてももったいないなあと思っています。

 

なぜなら、ユーザーが商標ページをみて、購入やサービスの申し込みの決断をすることが多く、売り上げに直結するからです。

 

SEO的な都市伝説?で、全ページにアフィリンクを貼ることを控えている人もさすがに商標ページにアフィリリンクを貼らない人はいないと思います。

 

アフィリリンクをクリックしてもらう前の段階でいかに購入意欲を高めるか?がとても重要になってきます。

 

 

商標ページに来たユーザーとは?

商標ページは、購入意欲が高いユーザーが集まるページなので、成約率が高いページです。


一般的には、検索から「商標ワード+口コミ」などで直接飛んでくるケースや、ランキングコンテンツから誘導されてくるケースなどがあります。


いずれにしても、商品についてもっと知りたい(納得すれば買いたい)というユーザーなので、ユーザーが購入に向かうようなページの構成を考えていきましょう。


また、LPを上から下まですべてを見てくれる事はないので、商標ページは見てほしい情報を絞ることが主な役割です。

 

 

商標ページに関しては例外

サイト全体としては、イチオシ商品(サービス)を徹底的に売るという構成ですが、商標ページだけは例外としています。

(これは、弊社だけのルールなので、これが正しい正しくないという議論をするつもりはありません。)

 

その商品の情報を知りたい人には、他の商品の情報を与えたり、たとえイチオシ商品の方が優れていても、イチオシ商品ページに誘導したりしません。


また、ランキングコンテンツに誘導するとせっかくユーザーが自ら商品を絞ったにも関わらず、商品選びを迷わせてしまう原因になるのでこれもやめています。

 

 

サイトのペルソナに沿った形で訴求

下の図はよくある健康食品の大まかのペルソナを考えたものです。

(実際のデータではありません。)

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いくら商品やサービスが優れていても、それはアフィリエイターの主観であり、ユーザーから見たときにどう感じられているか?を常に考えなければなりません。

 

つまり、ユーザーのペルソナに沿った形で訴求しないとならないという事になります。

 

もちろん、これを導くまでの膨大なリサーチが必要であることは言うまでもありませんが。

 

 

ペルソナには偏りがある

下の図のようにペルソナには必ず偏りがあります。f:id:afiliceo:20161203074754p:plain

この場合は、60%のユーザーが価格を気にしています。

(実際のデータではありません)

 

つまり、料金の情報を与えずに商品を訴求することはユーザーの気持ちを考えていない自分目線のサイトになります。

 

価格の次に気にするのが効果で、効果にまつわる訴求も外せない事がわかります。

 

弊社の場合は、アンケートをとるのはあくまで仮説の裏付けです。

 

アンケートに頼らずに、リサーチをメインに導いてペルソナを探っています。

 

 

商品の訴求にキャッチコピーを作ろう

膨大なLPの情報からユーザーさんは自分にとって必要なことを探すことは、ほぼできません。

 

現代人は、みんな忙しく、LPをじっくり見る時間ありませんから。

 

そこで、アフィリエイターの出番です。

 

商標ページにおいてのアフィリエイターの役割は情報を絞ってあげることです。

 

ただし、先ほどから繰り返し言っているように、リサーチ結果から導いた訴求が必要です。

 

 

・その商品の良さを本当に伝えるものになっているか?

・ユーザーのニーズに沿った内容になっているか?

 

この2点が重なったところに商標ページの訴求ポイントがあります。

 

商標キャッチコピーのルール(弊社の場合)

・キャッチコピーは3つに絞る

・その商品が伝わっているか?

・ユーザーのペルソナに沿った形になっているか?

・1つのキャッチコピーに1つのペルソナになっているか?

・専門用語や難しい言葉を使っていないか?

・キャッチコピーが長くないか?

・意味が重複する言葉を2回以上使っていないか?

 

重複コンテンツの回避

ペルソナに沿ってキャットコピーを考えるとどうしても似たような商標ページがになってしまいますので、3つのうちの1つは独自の訴求を作ります。

 

また、キャッチコピー以外にも口コミなどのユーザーの声を掲載して差別化を図っています。

 

 ※キャッチコピーは、ブランドの認知度を高めるという意味では全く使っていません。あくまで商品の良さを端的に伝えるという意味で使ています。

 

 

ライティングはしかしを使う

実際に調査したわけではないのですが、世の中の80%以上のアフィリサイトが、用語の説明に終始したり、ユーザーの前提条件を無視してその業界の常識を伝えるという構成になっています。

 

特に女性ジャンルは、「共感」がないことで離脱率を大きくあげています。

 

茂野さんが開発した「しかしライティング」は、単に「しかし」を使えば良いという事では全くなく、そのためにリサーチが欠かせません。

 

リサーチなしでは、成約率がアップすることはまずありえません。

 

 

もし、しかしライティングを使って反応が悪い人をいたら、このライティングを批判するのではなく、リサーチが不足していないか検討する必要がありそうです。

 

しかしライティングは、表面上だけ真似しても意味がありません。

 

 

まとめ

ようやく主婦歴10年でブラインドタッチができない主婦の外注さんもリサーチ、ペルソナの設定、キャッチコピーの作成、しかしライティングを通して、なんとか商標ページの完成までできるようになりました。

 

今後は、商標以外のページの作成もお願いしたいところではありますが、まだまだそのレベルには達していません。

 

外注主婦シリーズの記事は、ひとまず終了とさせていただきます。

 

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専業主婦歴10年でブラインドタッチができない外注さんがペルソナを考えられるようになるまで

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アクセルです。

 

前回の続きです。

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ペルソナ、ペルソナって何それw美味しいの?

一部のアフィリエイターの間で流行っている?ペルソナとは何なのでしょうか?

 

本当の定義は知りませんが、うちの会社では、ターゲットユーザーとか見込み客という意味で使っています。

 

商品を売るときに、一番、ハードルが低いのは、その商品を欲しいと思っているユーザーにその商品をそのまま売ることです。

 

例えば「ミュゼ 口コミ」と検索している人にミュゼをアフィリすることです。

 

 

もしくは、その商品を購入することで悩みを解決してあげられるユーザーです。

 

脱毛したいけど痛かったり、めんどくさかったりするのは嫌い!ということで悩んでいる人に「〇〇脱毛サロン」をすすめて、痛くない脱毛サロンやめんどくさくない脱毛サロンを提案して売ることです。

 

 

アフィリサイトの場合は、あくまで商品ありきで考える必要があります。

 

ここを勘違いして自分が良いと思った商品を売っている人がいますが・・・。

 

ペルソナかもしれないけど、それって商品を売るときに必要な事?

「〇〇脱毛サロンを売るためのペルソナを考えてください」と言うと・・・

 

「20代前半の忙しいOLさんで都会に住んでいる。まだ結婚はしていないけど、そろそろ今付き合っている人と結婚しようかと話合いをすすめている。来年の結婚式までには脱毛してキレイになって一生に一回の思い出をビデオに収めたい!」

みたいな細かい設定を言う人がいます。

 

間違ってはいないのですが、サイト設計レベルのペルソナとしてはちょっと違います。

 

 

アフィリエイターが本当に知るべきペルソナは、商品を買おうとしている段階の悩みなんです。

 

上の例だと脱毛をしようと思ったきっかけを中心に書かれており、脱毛を選ぶ段階の悩みのユーザーではありません。

 

 

何度も言いますが、商品(サービス)ありきで考えるのがアフィリサイトの設計です。

 

ただし、「きっかけ」は記事を書く上でヒントになるので、これはこれで知っておきたい情報です。

 

ペルソナを知るには用語集だけでは不十分

前回の記事で少し触れましたが、ジャンルの全体像を知るために専門用語やそのジャンル特有の意味で使われているキーワードをLPから抜き出したものを調べるだけでは不十分です。

 

そこで、Y知恵袋や教えてgoo、発言小町などで抜き出したキーワードを調べていきます。

 

その過程でペルソナがどういう気持ちや悩みを抱えながらそのキーワードを使っているかが見えてきます。

 

 

自分たちが常識的に考えている言葉の意味を間違って使っている人もたくさんいます。

 

主観を捨てて、ユーザーさんが「黒」というべきところを「白」といっていたらそれを黙って受け入れましょうw

 

 

また、同じキーワードであっても複数のペルソナが考えられることがあります。

 

キーワードの裏にある本当のユーザーの気持ちに少しでも触れないと良いサイトは作れないと思います。

 

これが悩みを拾う作業になります。

 

ペルソナの検索ワードを信じてはいけない

ユーザーの頭の中にあるペルソナは、頭の中にイメージとして存在しています。

 

そのイメージから悩みを解決するために、検索エンジンの検索窓にキーワードを打ち込むわけですが、この検索ワードというのはユーザーの語彙というか国語力に、大きく左右されます。

 

 

そこで、しばしば頭の中のイメージと実際に検索するワードのズレが生まれます。

 

そして、そのことにユーザー自身も気づいていません。

 

このことを常に頭にいれてサイト作成をする必要があるのですが、多くのアフィリサイトはそれを意識していません。

 

集客ワードと表現ワード

LPにあるキーワードというのは、「集客ワード」というものと「表現ワード」というものがあります。

 

「集客ワード」については、SEOで上位表示を狙う人が多いため、研究している方が多いのですが、「表現ワード」についてはあまり掘り下げている人がいないように思います。

※表現ワードは弊社の独自の言葉です。

 

 

表現ワードは、ユーザーの気持ちを表すキーワードです。

 

キーワードといっても文章になっていることもあります。

 

まずは、集客ワードだけをグルーピングします。

次に表現ワードだけをグルーピングします。

 

その過程で集客ワードのどこかのグループと表現ワードのどこかのグループがマッチングします。

 

これがコンテンツ作りの大きなヒントになります。

 

サイトのペルソナを決定するには?

・用語集

・悩みを拾う作業

・LP比較表

 

この3つを作成する作業を通してペルソナを見つけていくことができました。

 

最初は、主婦ライターさんに、全体像を知らせるためにお願いしていた作業だったのですが、結果的にペルソナを自分たちで考えることができるようになってきました。

 

 

キーワードプランナーやサジェストワードばかりでSEO脳になっている人の参考になったら幸いです。

 

自分が今までやってきたことを否定するのはとても大変な事です。

しかし、その否定の先には、サイト作りやリサーチの楽しさが待っています。

 

 

ちなみにサイトのペルソナは、大きなくくりで考えています。

 

記事のペルソナとはちょっと違います。

 

記事のペルソナについては、また別の機会にお話しできたらいいなあと思います。

 

 

続く・・・・