「看護師求人」や「看護師転職」というキーワードが稼げると言われていますが、本当でしょうか?
そこでYDNのサーチターゲティングを使って実験をしてみました。
サーチターゲティングは、簡単に言うと実際に検索したキーワードのユーザーに対して、広告を配信することができる機能です。
過去30日の検索履歴をもとにターゲティングすることができるので比較的最近の傾向がわかります。
YDNとかサーチターゲティングがわからない人はググってください。
サーチキーワードの3つのグループは以下の通りです。
・求人、転職、地域ワードを除いた看護師の複合ワード(以下、看護師グループ)
・地域ワードを除いた看護師転職+看護師転職の複合ワード(以下、看護師転職グループ)
・地域ワードを除いた看護師求人+看護師求人の複合ワード(以下、看護師求人グループ)
(看護学生と思われるキーワードは除外しました。)
また、ユーザーの設定は静岡県の女性のみに配信しました。
その結果、次のような結果となりました。
求人や転職というキーワードを使わない看護師さん(と思われる人)の方が多いことがわかります。
確かに、アフィリエイトはアクセス数より成約数が大事なのですが、およそ8倍以上のインプレッションがあるとなると無視はできないと思います。
これはあくまで静岡県の結果なので、他の件は違った結果がでるかもしれませんね。
また年齢別にも違いがあったり、時間帯別にも違いがあるかもしれません。
話がそれましたが、本当に看護師求人や看護師転職で上位表示をめざすサイト作りやSEOをやっていいのか?を考えるためにぜひサーチターゲティングを活用してください。
ちなみに今回の実験で使った広告費は1000円程度でした。
追記
9月9日現在の状況です。
あいかわらず看護師グループのインプレッションは、看護師転職グループの10倍、看護師求人グループの5倍近くの差があります。
クリック率は看護師グループは看護師転職グループの半分しかありません。
広告文はすべて同じにしているため、看護師転職グループの方がユーザーの意欲が高い、悩みが深いという事になるかもしれません。
平均掲載順位を1位~2位にするためにクリック単価を設定すると看護師グループは看護師転職グループや看護師求人グループの半分以下です。
これは、YDNだけでなく、SEOでも同じことが言えそうです。
そうなってくると看護師転職、看護師求人というキーワードは上位表示の難易度が難しい割に稼げないという事になるかもしれません。
これだけの仮説が立てられるまでにかかった広告費は5000円以下です。