法人6期目をスタートさせたアクセルです。
節税のために勢いで法人化したのに、会社の存続が危ぶまれるほどの減収はなく、周りの人に恵まれてなんとか5期を終えることができました。
周りの人への感謝を常に忘れず、自分が力を発揮できることを磨きながら、楽しく仕事ができています。
前回の続きです。
なぜ商標ページを作るのか?
1つの商品をレビューするだけのサイト以外は、基本は、商標ページを作ります。
しかし、多くのサイトが商標ページをおろそかにしているので、見ていてとてももったいないなあと思っています。
なぜなら、ユーザーが商標ページをみて、購入やサービスの申し込みの決断をすることが多く、売り上げに直結するからです。
SEO的な都市伝説?で、全ページにアフィリンクを貼ることを控えている人もさすがに商標ページにアフィリリンクを貼らない人はいないと思います。
アフィリリンクをクリックしてもらう前の段階でいかに購入意欲を高めるか?がとても重要になってきます。
商標ページに来たユーザーとは?
商標ページは、購入意欲が高いユーザーが集まるページなので、成約率が高いページです。
一般的には、検索から「商標ワード+口コミ」などで直接飛んでくるケースや、ランキングコンテンツから誘導されてくるケースなどがあります。
いずれにしても、商品についてもっと知りたい(納得すれば買いたい)というユーザーなので、ユーザーが購入に向かうようなページの構成を考えていきましょう。
また、LPを上から下まですべてを見てくれる事はないので、商標ページは見てほしい情報を絞ることが主な役割です。
商標ページに関しては例外
サイト全体としては、イチオシ商品(サービス)を徹底的に売るという構成ですが、商標ページだけは例外としています。
(これは、弊社だけのルールなので、これが正しい正しくないという議論をするつもりはありません。)
その商品の情報を知りたい人には、他の商品の情報を与えたり、たとえイチオシ商品の方が優れていても、イチオシ商品ページに誘導したりしません。
また、ランキングコンテンツに誘導するとせっかくユーザーが自ら商品を絞ったにも関わらず、商品選びを迷わせてしまう原因になるのでこれもやめています。
サイトのペルソナに沿った形で訴求
下の図はよくある健康食品の大まかのペルソナを考えたものです。
(実際のデータではありません。)
いくら商品やサービスが優れていても、それはアフィリエイターの主観であり、ユーザーから見たときにどう感じられているか?を常に考えなければなりません。
つまり、ユーザーのペルソナに沿った形で訴求しないとならないという事になります。
もちろん、これを導くまでの膨大なリサーチが必要であることは言うまでもありませんが。
ペルソナには偏りがある
下の図のようにペルソナには必ず偏りがあります。
この場合は、60%のユーザーが価格を気にしています。
(実際のデータではありません)
つまり、料金の情報を与えずに商品を訴求することはユーザーの気持ちを考えていない自分目線のサイトになります。
価格の次に気にするのが効果で、効果にまつわる訴求も外せない事がわかります。
弊社の場合は、アンケートをとるのはあくまで仮説の裏付けです。
アンケートに頼らずに、リサーチをメインに導いてペルソナを探っています。
商品の訴求にキャッチコピーを作ろう
膨大なLPの情報からユーザーさんは自分にとって必要なことを探すことは、ほぼできません。
現代人は、みんな忙しく、LPをじっくり見る時間ありませんから。
そこで、アフィリエイターの出番です。
商標ページにおいてのアフィリエイターの役割は情報を絞ってあげることです。
ただし、先ほどから繰り返し言っているように、リサーチ結果から導いた訴求が必要です。
・その商品の良さを本当に伝えるものになっているか?
・ユーザーのニーズに沿った内容になっているか?
この2点が重なったところに商標ページの訴求ポイントがあります。
商標キャッチコピーのルール(弊社の場合)
・キャッチコピーは3つに絞る
・その商品が伝わっているか?
・ユーザーのペルソナに沿った形になっているか?
・1つのキャッチコピーに1つのペルソナになっているか?
・専門用語や難しい言葉を使っていないか?
・キャッチコピーが長くないか?
・意味が重複する言葉を2回以上使っていないか?
重複コンテンツの回避
ペルソナに沿ってキャットコピーを考えるとどうしても似たような商標ページがになってしまいますので、3つのうちの1つは独自の訴求を作ります。
また、キャッチコピー以外にも口コミなどのユーザーの声を掲載して差別化を図っています。
※キャッチコピーは、ブランドの認知度を高めるという意味では全く使っていません。あくまで商品の良さを端的に伝えるという意味で使ています。
ライティングはしかしを使う
実際に調査したわけではないのですが、世の中の80%以上のアフィリサイトが、用語の説明に終始したり、ユーザーの前提条件を無視してその業界の常識を伝えるという構成になっています。
特に女性ジャンルは、「共感」がないことで離脱率を大きくあげています。
茂野さんが開発した「しかしライティング」は、単に「しかし」を使えば良いという事では全くなく、そのためにリサーチが欠かせません。
リサーチなしでは、成約率がアップすることはまずありえません。
もし、しかしライティングを使って反応が悪い人をいたら、このライティングを批判するのではなく、リサーチが不足していないか検討する必要がありそうです。
しかしライティングは、表面上だけ真似しても意味がありません。
まとめ
ようやく主婦歴10年でブラインドタッチができない主婦の外注さんもリサーチ、ペルソナの設定、キャッチコピーの作成、しかしライティングを通して、なんとか商標ページの完成までできるようになりました。
今後は、商標以外のページの作成もお願いしたいところではありますが、まだまだそのレベルには達していません。
外注主婦シリーズの記事は、ひとまず終了とさせていただきます。