ライターさんの指導であるあるネタを6つほど考えてみました。
実際、この6つのどれかに当てはまることがほとんどですので、添削のポイントを絞りやすく、スピーディーに添削でき、結果的にサイトの作成が速くなってきました。
1、ユーザー心理を先回りしたコンテンツがありますか?
「〇〇サプリは思っていたより安い」と知ったユーザーは、そこですぐに申し込む人ばかりではありません。
むしろ、安いという事は最低条件で、安くて良いものというものをユーザーは欲しいということを理解しましょう。
ユーザーは欲張りなんです。
こういうユーザーの心理を先回りして、安い上に良いものを紹介していく流れにしたいです。
また、〇〇に効果があるという事を知ったユーザーはその理由が知りたくなります。
単にユーザーの悩みの改善するという結論だけでなく、そのロジックも書いておく必要があります。
商品が自分の悩みを解決できると知ったとしても、理由がわからないと離脱して、別のキーワードで検索しなおしてしまいますので、別のサイトに行ってしまいます。
効果があるという根拠もわかりやすく解説することが重要です。
2、専門用語の解説はありますか?
リサーチを頑張っている人にありがりなのですが、初心者の気持ちを忘れて専門用語を使って記事を書いてしまう人がいます。
ユーザーはリサーチをしていないので、専門的な知識がありません。
こういう時もユーザー目線というものを大事にしたいですね。
専門用語をどうしても使いたい場合は、詳しく説明する必要があります。
そうでなければ、ユーザーは専門用語の意味を知るために、離脱して検索エンジンに戻ってしまいます。
基本的には、専門用語はなるべく使わずにできるだけわかりやすい表現を使った方がいいかもしませんね。
内容が良くてもわかりにくい表現が多いサイトは成約率が低い印象があります。
3、ただの説明文になっていませんか?
ただの用語の解説になっているなら、どこからの記事サービスで十分です。
ユーザーの共感が必要です。
なんで永久脱毛がしたいか?具体的には、自己処理のめんどくささ、エステでは思ったような結果が得られなかったという事を書きたいですね。
他にもいろいろな共感が書けそうですね。
あとは、業界の常識を頭ごなしに書いているサイトももったいないです。
例えば、中古車査定は、車に詳しい人の方がむしろ少ないという事を意識した書きぶりが必要だと思います。
車に愛着はなく、ただ、高く売れればいいと考えている方が一般的かもしれません。
4、記事のテーマから外れていませんか?
例えば、「医療脱毛は痛くない」ということをテーマに記事を作成したとします。
あくまで「医療脱毛は痛くない」というテーマから逸脱するような内容は書きません。
例えば、医療脱毛の痛みは、脱毛機が関係している事が多いのですが、ついつい脱毛機についていろいろ書きたくなってしまうものです。
痛みに関係ない、回数や得意な毛質、照射時間などは別の記事で書きます。
このミスは非常に多いので特に注意しましょう。
言い換えれば結論は1つにするとも言えますね。
なんでもありのコンテンツは、どこにでもあるコンテンツと同じ事です。
5、ユーザーの知りたい順に書かれていますか?
ユーザーの知りたい順番はそのまま記事の構成となります。
ユーザーの知りたい順番は、「ユーザーの購入意欲」を考える事で理解する事ができます。
記事の流れは、最初は「どのユーザー」にも受け入れられる内容(浅い悩み)から書いていきます。
この順を間違えると離脱率が高くなってしまいます。
どうしてもサイト運営者の書きたい順になってしまいがちなので、これを注意するだけでも成約率は変わってきます。
6、結論が書かれていますか?
記事を書くときには、最初から詳しく解説するような流れにすると、結論のみ欲しいユーザーは離脱します。
それぞれの見出しで記事が完結する(結論がある)ようにして下さい。
ユーザーは、自分の読みたい箇所しか読んでくれない可能性が高いので、見出しごとの記事の中に結論がなければアクションを起こしてもらえません。
見出しに対応したコンテンツで結論、まとめで記事全体の結論が必要です。
また、どんなコンテンツであってもしっかりセールすることが大切です。
悩みを解決した上で、ユーザーは何をしたらいいのか?(ユーザーアクション)を教える必要があります。
例えば、アフィリリンク、トップページやキラーページ(ランキング、比較)に誘導するのが一般的だと思います。
用語集のページでも十分、セールスにもっていけるんですよね。
リンク獲得の1つの手段と割り切っているのかもしれませんが、ただの説明分は本当にもったいないなあと思います。
まとめ
ユーザーの目線を持つことで、内容が同じであっても全く成約率は変わってきます。
ユーザー心理を考えたコンテンツ作りをすることが今後は非常に重要だと考えています。